作品に対する想いは、歳月と共に変わってゆくように思います。
今は作品に対し「無垢な気持ち」で臨めています。
自らの人生を純粋に、自然なまま。
自分で作るのを楽しんでいる結果としての作品が多いです。
昔は「自分はこんな事ができる、あんな事もできる」という部分がどこかにあったのですが、
ある時、「こういう作品は50代になって作るものですね」と人に言われた事がありました。
当時はその言葉の意味がよくわかりませんでしたが、今になってわかる部分があります。
この言葉が、自分を見つめるきっかけにもなりました。
様々な方から、そういう有難い機会を与えてもらっているなと感じます。
一日一日を健やかに過ごせたらいい。朗らかに。周囲にも和んでもらえたら嬉しい。
そんな気持ちで作品と向かい合っていけたら幸せだと思います。
<工房> 〒601-1395 京都府宇治市炭山久田 45-3
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